Posted on: 2024年2月6日 Posted by: 管理者 Comments: 0

サハ共和国では、科学アカデミー傘下の新しいマンモス研究所が開設される予定

サハ共和国科学アカデミー傘下の新しいマンモス研究所が開設され、これは世界マンモスセンター創設の基礎となります。マンモス動物群研究部門の責任者であるアルベルト プロトポポフ生物科学博士によって報告されました。

「世界マンモス センターの設立には、段階的なアプローチと計画が必要です。まずサハ共和国科学アカデミーのマンモス動物群を研究するための次の研究室を部門内に開設する予定です。つまり、 パリノロジー(胞子花粉分析)研究室、古皮質学研究室、解剖学的研究室、3D視覚化研究室、断層撮影スキャン研究室、北極圏の自然および人工プロセスのモニタリング研究室です」とプロトポポフ博士は語りました。

独自の研究所を開設する必要があるのは、部分的には西側諸国の制裁によるものです。 「パートナーを変更する必要があったためです。 すべての発見物の日付が特定されているわけではありません。以前、古代の発見物の年代測定の分析を行っていたヨーロッパと日本の研究室は現在ボイコットしています。かわりのパートナーが必要です。私たちは現在、ノボシビルスクでそのような分析を行っています」とプロトポポフ博士は付け加えました。

アルベルト プロトポポフ博士は、センターが開設されるまでに、研究室に基づいた専門家の集団を準備する必要があると考えています。 「私たちはすでに北東連邦大学と協力して人材の訓練を開始しています。世界マンモスセンターが開設されるまでに、最大100人の専門家が訓練されるはずです」とプロトポポフ博士は述べました。

世界マンモスセンターの設立は、ロシア連邦の北極圏開発と2035年までの国家安全保障の確保のための戦略によって規定されています。このセンターの建設は、2030年までのヤクーツク市の包括的な社会経済開発のための長期計画に含まれています。このセンターを設立するプロジェクトは、世界級の科学教育センター「North」のプログラムに含まれています。

マンモスの牙やその他のマンモス動物群の化石の世界の埋蔵量の 70% 以上がサハに集中しています。原則として、サハ共和国で発見されたマンモス動物の化石はよく保存されています。軟組織を含むユニークな発見の最大 90% がこの地域で発生しており、さらに、体液が含まれた動物の化石もサハ共和国でのみ発見されています。

【YSIA】通信社 2月2日

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