Posted on: 2024年2月26日 Posted by: 管理者 Comments: 0

「ヤクチヤ」経済特区の「サユリ」栽培施設で温室栽培のイチゴ約5トンが収穫された

サハ共和国ヤクーツク市近郊のスィルダフ村で、日本企業の協力による野菜温室「サユリ」が2016年に操業を開始した。
サユリはサハ共和国のアルマズエルギエン銀行らが出資している野菜温室で、日本の北海道総合商事とホッコウが技術協力してきた。寒冷地の永久凍土上に建設された大型野菜温室としてはロシア初であり、特に冬季に野菜不足に悩む寒冷地であるサハ共和国にとっては社会的に重要な意義を持つ。
2023年、「ヤクチヤ」経済特区にあるサユリ社の年中無休の温室複合施設で約5トンのイチゴが収穫された。今年は7トンのイチゴを栽培する予定だ。

温室複合施設の総面積は3.3ヘクタールだ。ここではキュウリ、トマト、イチゴ、サラダ、青菜、ピーマン、ナスなどが定期的に栽培されている。メロンの植え付け実験が行われた。そして現在、実験的にパパイヤを栽培している。

年中無休の温室複合施設「サユリ」は、ヤクーツク市の農業地帯の重要な企業の一つである共和国の大規模な農業生産者である。温室複合施設の製品はヤクーツク市と近隣の集落で販売され、共和国の北極地域にも供給されている。 サユリ社は、ヤクーツクの人口の野菜製品需要の約 25% を供給している。
鈴木宗男先生は、2018年11月末にサハ訪問時に、サユリ温室を見学した。

【GTRKSAKHA】通信社 2月23日

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