Posted on: 2022年11月14日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国の企業が上海国際展示会に参加

 サハ共和国のArktika Trade社とSiberia社は、上海で11 月 5 日から 10 日までの6日間開催される、第5回国際中国輸入品・サービス展示会に出展した。この展示会では、ロシア企業合計29社の製品が、「Made in Russia」の統一展示スタンドで紹介された。

 今回の国際展示会に出展するにあたって、出展を希望するサハ共和国の企業は、まずはロシア輸出センターが開催するコンクールに参加。コンクールで合格した企業は、ロシア輸出センターから必要な書類の作成サポートや展示スタンドの準備、出展費用の一部補助等の支援を受けた。

 アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領は、サハ企業による製品やプロジェクトの中国市場への進出のために、中国側から高品質のサービスを受けることを期待していると述べた。

「サハ共和国は、非資源産業の積極的な振興を目指している。それに向けた各種支援が実を結び、起業家が新しい市場を開拓し、追加投資を誘致することができると確信している」
とニコラエフ大統領は強調した。

 Arktika Trade社は、マンモスの牙からお土産や装飾品を制作している。代表取締役アリベルト オフロプコフ氏によると、同社は、サハ共和国輸出支援センターが、サハ企業の輸出活動に対して無料で提供している、コンサルティング・サポートを受けているとのこと。

アリベルト オフロプコフArktika Trade社代表取締役

                 

「私たちは数年間、サハ共和国輸出支援センターの支援を受けながら、中国市場への進出に懸命に取り組んできた。春のセミナーで、上海での展示会への出店費用を調達するために、ロシア輸出センターに申請できる可能性があることを知った。約 1 週間後、申請の承認通知が届き、ロシア輸出センターは、展示スペースのレンタル費用の 100%、展示ブースの建設費用の 80%、展示費用の 80% 、出品の発送費の 80%を負担することになった。コロナ検疫の制限にもかかわらず、展示会は盛況で、多くの世界ブランドが参加している。このイベントが当社の発展にとって強力な推進力になることを願っている」

 展示会はハイブリッド形式で開催されるため、オンラインで参加する企業もある。 Siberia社のセールス マネージャーは、この形式について以下の通り説明した。
「ブースには、オンラインで何が起こっているかを監視するカメラが設置されている。さらに、ビデオ会議を介して潜在的なバイヤーとのミーティングのスケジュールが個別に作成された。さらに、私たちのためにウェビナーとセミナーが開催され、中国市場への扉が開かれた」

サハ共和国大統領府・サハ共和国政府報道部 11月11日

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