サハ共和国 テクノパーク参加企業の売上高倍増
2021年度の第1四半期の実績で、テクノパーク「ヤクチヤ」とITパーク「ヤクーツク」参加企業の総売上高は、昨年同時期と比較して、ほぼ倍増した。また、参加企業は、合わせて6,000万ルーブルの資金調達に成功した。
サハ共和国のテクノパークは、既にロシアのトップテンに仲間入りしている。同テクノパーク内には、バイオテクノロジー実験室、エンジニアリングセンター、 ITパーク「ヤクーツク」とネリュングリ支部があり、建設業・交通機関・バイオメディカルサイエンス分野の158社が参加している。
本年第1四半期の売上実績は7億2,900万ルーブルだが、昨年度の同期間は、3億7,700万ルーブルしかなかった。
地方のITセンターも徐々に開設されている。現在、10箇所のITセンターが既に活動しているが、年内にタッタ地区、コビャイ地区、ヴェルホヤンスク地区、オレニョク地区とゴルヌイ地区にて更に5箇所のITセンター開設を予定している。
2024年度までに、サハ共和国で17箇所の新規ITセンターが設けられる。それによって、より多くの居住地でインターネット接続が可能となる。
2021年だけで、現在まで、サハ共和国の12地区43の居住地で、光ファイバーのインターネット接続が完了された。現在、サハ共和国の人口の93%が集中する362の居住地で、光ファイバーのインターネット接続が確保されている。
23.09.2021 【YSIA】通信社
Categories: