Posted on: 2021年9月28日 Posted by: 事務局 Comments: 0

ロシアの大手石油企業ガスプロムネフチ社 チャヤンダ油田のインフラ拡張を決定

ロシアの大手石油企業ガスプロムネフチ(Gazprom Neft)社の子会社「ガスプロムネフチ=ザポリャリイエ」社は、サハ共和国のチャヤンダ油田の原油蒸留装置一号機の操業開始を決定した。この装置のフル稼働により、年間採油量は170万トンまで増加し、「東シベリア~太平洋」基幹パイプラインへの日間石油提供量を5,000トンまで増やすことが可能となる。

 原油処理設備更新は、段階的に実施されており、原油蒸留装置の二号機は、年内に操業開始予定だ。そのために、追加備蓄タンクその他副次的設備が設置される。

 ガスプロムネフチ=ザポリャリイエ社は、ロシアのガス最大手ガスプロム社との長期契約に基づき、チャヤンダ油田の開発を行なっている。

【備考】
チャヤンダ油田は、主に天然ガスとガスコンデンセートからなる大規模な炭化水素資源の油田で、サハ共和国のレナ地区に位置する。油田面積は6977㎢。予想埋蔵量:12,400億㎥。 チャヤンダ油田は、東シベリアプラットフォームの南部にあるネパボツオバアンテリセの中央部のネパアーチ石油ガス地域内にある。ヴェンディアン砂岩貯水池でホストされている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


24.09.2021 【YSIA】通信社

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