Posted on: 2022年10月24日 Posted by: 事務局 Comments: 0

ヤクチヤ経済特区で、新規参加企業が宝飾品の生産量月100㎏を目指す

 婚約指輪、結婚指輪、宝飾品とアクセサリ等、ジュエリー制作を一貫で行うプロジェクトを進めるウルウプラス社が、「ヤクチヤ経済特区」に参加することとなった。同社の工場は、ヤクチヤ経済特区内で宝飾品・研磨企業の活動インフラを整備する企業、セイビエム社の下で設立される。
 ウルウプラス社企業は、今年の12月に製造を開始、2023年夏からはフルスケールでの生産がスタートする。この企業の活動によって、80人の現地人の雇用が確保される。

サハの民族宝飾品

 ウルウプラス社は、サハ共和国で最も知名度の高いブランドの一つで、この会社が現地のダイヤモンドと貴金属から作るサハの民族宝飾品と婚約指輪は、サハ共和国を代表する作品だ。
 今回同社は、サハ政府の後援を得て「ヤクチヤ経済特区」の参加企業になることで、事業拡大をしようとしている。経済特区の参加企業への税優遇措置は、費用削減に繋がる。現在、ヤクチヤ経済特区内で、セイビエム社の下で、工場拡大と設備維新が進んでいる。

「セイビエム社は、プロジェクトの開始段階で、国際基準に適する、宝飾品製造と貴石の研磨に不可欠な最新設備を所持しており、2022年度末までに製造を開始予定だ。その後、投資家の資金で、生産に不可欠なフレース機械とレーザー機械、工具と消耗品を購入する計画だ」
とウルウプラス社のヴァシリー クプリヤノフ代表取締役が語る。

ヴァシリー クプリヤノフ ウルウプラス社代表取締役

 2023年夏に、ウルウプラス社はフルサイクルの生産を開始し、月間100㎏の宝飾品を作るようになる。主要な製品は、婚約指輪と結婚指輪、宝飾品とアクセサリーだ。
 販売は、自社店舗網とインターネットサイトを使って行なう。現在、セイビエム社が整備する宝飾品・研磨企業グループでは、10社以上の企業が生産活動をしており、経済特区が提供するインフラと優遇措置を活用し順調に成長している。
 現在、「ヤクチヤ」経済特区の参加企業は、37件の投資プロジェクトを進めている。経済特区の企業に既に約40億ルーブルが投資され、600人以上の雇用が確保された。

【YSIA】通信社 10月21日

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