Posted on: 2022年10月18日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国でエネルギー関連の国家プログラムがスタート

 サハ共和国政府は、国家プログラムとして、「2020~2024年間の上質の住宅確保及び公共サービス向上」と「2020~2024年間のサハ共和国のエネルギー産業の発展」の実施を検討している。

「2020~2024年の上質の住宅確保及び公共サービス向上」プログラムの実施のために、2022年に819億ルーブルが拠出されるが、その内410億ルーブル以上が、連邦予算から提供される。この国家プログラムは、サハ共和国住宅公共サービス・エネルギー産業省とサハ共和国建設省の指導下で実施される。

ヴャチェスラフ エメリヤノフ エネルギー産業大臣

 ヴャチェスラフ エメリヤノフ サハ共和国住宅公共サービス・エネルギー産業大臣は、プログラムに拠出された資金の79.6%は既に使用済みだと報告した。また、エメリヤノフ大臣によると、本年度末まで、新規20基のボイラー設備、5基の給水設備、3つの貯水池、固体廃棄物処理施設4個の建設と、65㎞の暖房設備、18㎞の給水パイプラインの修理が計画されているとのことだ。年末までに更に、住宅850軒、集団住宅185軒の集中暖房ラインの接続と、「クリーンウォ―ター」プロジェクトに基づき、6カ所の給水設備が完成される。

 また、サハ共和国の国家プログラム「2020~2024年のサハ共和国のエネルギー産業の発展」の一環として、2022年に116億ルーブルが拠出されているが、その中の4億8470万ルーブルは民間資金だ。この資金の71%は既に使用済みで、8,000万ルーブル以上は、エネルギーインフラ発展のサブプログラム枠内で使用された。このサブプログラムは、「2022~2027年の電力発展スキーム」とジャタイ集落のユニークな教育施設「未来の拠点」の送電網接続を含む。

 また、サハ共和国内の電気料金をロシア平均水準まで下げるために、電力会社向けに110.6億ルーブルの補助金が提供される予定だ。

【YAKUTIA24】通信社 10月14日

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