Posted on: 2022年5月2日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国 建国100周年記念

 2022年4月27日に、サハ共和国は、建国100周年を迎えた。アイセン ニコラエフ サハ(ヤクチヤ)共和国大統領は、その記念式典にて、以下の通り述べた。

「サハは、ちょうど100年前の4月27日に、自治共和国の資格を得た。この運命的な決断によって、我が共和国は新しい生活のスタートを切った。共和国の設立は、教育、文化、科学と広大な領土の工業開発に強烈な刺激を与えた。

 その70年後に採択された憲法は、サハ(ヤクチヤ)共和国をロシア連邦の不可分と領土と宣言した。この数十年に亘って、我が共和国は大きく前進した。この見事な発展は、先ずミハイル ニコラエフ初代大統領と、その同僚の努力のおかげで可能になったと確信している。

 サハ共和国がこの一世紀で収めた成果は、その多民族国民の全世代の勤勉な労働と厳しい環境下の優れたバイタリテイが生んだものだ。サハ共和国設立者の一人であるプラトン オイウンスキーが100年前に作り出した「サハ発展100年計画」が大いに実現されたと言えよう。サハ共和国は、ロシア連邦にとって戦略的に重要性の高い地方自治体になり、北極圏と極東の経済・科学・教育の中心地になった。現在、ここでは大規模な投資案件、社会福祉プログラムが実施され、大型なインフラ施設の建設が進み、イノベーションが導入され、民族間の絆は強化され、サハ国民の独特な文化が発展されている。

 我が共和国の建国100周年記念日は、今までの発展の重要な道標であると同時に、国民のこれからの高度な生活の質の発展の新段階のスタートでもある。建国100周年記念日が祝われる2022年末まで、ロシア連邦予算とサハ共和国予算から拠出される資金を使って、100ヵ所の社会福祉施設の操業開始を計画した。その大半は既に操業開始している。それは医療センター、学校・幼稚園の新館、文化会館、運動場、道路その他。また、今年生まれの新生児全員に「世紀の子供支援金」が給付される。

 建国100周年記念日を機に、サハ国民の潜在力発揮の新しい可能性が切り開かれる。近年、ユーラシア北東部のロシア連邦の拠点としてのサハ共和国の役割は益々大きくなっていくだろう。そしてサハ国民全員の自己成長と能力の発揮のための住み心地の良い所になると信じている。サハ共和国の今後の繁栄と成長のために頑張ろう!」

アイセン ニコラエフ
サハ(ヤクチヤ)共和国大統領

【サハ共和国大統領府・政府報道部】  4月27日

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