サハ共和国建国100周年記念のご挨拶
サハ(ヤクチヤ)共和国は、2022年4月27日に建国100周年を迎えた。これを記念して、サハ共和国と30年以上の付き合いがある当機構の今野康裕事務局長は、サハ共和国大統領に祝辞を送った。
今野事務局長は、日本とサハ共和国の関係の発展に大きく貢献したことで、サハ共和国歴代大統領と政府要人との付き合いが長い。
その露文と和訳は以下の通りだ。
サハ(ヤクチヤ)共和国大統領 A.S. ニコラエフ閣下
尊敬するニコラエフ大統領閣下、
日本は今頃素晴らしい春の天気に恵まれておりますが、サハ(ヤクチヤ)共和国も既に暖かくなり、雪が解け始めております。
一般社団法人サハジャパン経済協力推進機構を代表して、心より大統領閣下と閣下が代表するサハ共和国の多民族国民に対し、ヤクチヤソビエト社会主義自治共和国の100周年建国記念日の祝辞を申し上げます!
日本と貴共和国の経済関係は、南ヤクチヤ炭田開発、東シベリアガス・油田開発、シベリアと極東森林資源開発という日ソ共同プロジェクトがスタートした程遠い1970年代から始まりました。
また、近年の日本とロシア間において成功したプロジェクトとして、閣下のご協力で実施された名古屋万博2005のユカギールマンモス頭部の展示、グリーンハウス「さゆり」、ティクシ市の風力発電所のプロジェクトを上げることができることを、嬉しく思います。
サハ(ヤクチヤ)共和国のこれからの100年の更なる進歩を、お祈り致します!貴国の厳しい現状下で今後の経済関係の発展を期待しております。
最後に、サハ国民と閣下ご自身とご家族の今後のご活躍、ご幸福、ご繁栄とご健康をお祈り致します!
こころより尊敬を込めて
サハジャパン経済協力開発機構 事務局長 今野康裕
2022年4月26日 東京
【サハジャパン経済協力開発機構 事務局】4月28日