サハ共和国大統領 2021年度の活動結果を発表
6月14日開催されたサハ共和国国家議会(「イル・トゥメン」)第38回総会で、アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領が、2021年度のサハ政府活動の社会・経済の主要な分野について報告した。
2021年度のサハ共和国権力・執行機関活動の主要な目標は、新型コロナ対策、森林火災の消火、経済成長回復、国民プロジェクト実施と社会保障の確保だった。昨年度は、多くの分野で期待を超える活動結果が見られたが、特に経済・社会分野で、コロナ禍以前の水準を回復したばかりでなく、それを上回ったと、ニコラエフ大統領は強調した。
また、ニコラエフ大統領は昨年度の共和国予算実績についても発表した。2021年度のサハ共和国の黒字額は、史上初の330億ルーブルを記録し、歳入額は3200億ルーブルに達した。しかし、対ロ制裁のために2022年度の権力機関活動は困難になり、来年度の予算編成時に制裁の影響を考慮しなければならなくなる。
本年度予算に120億ルーブルの農業支援金が拠出されるが、来年度はこの支援金額は更に増加し、中小企業の優遇装置の資金も予算に盛り込まれる。
【YSIA】通信社 6月17日
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