アルロサ社 新形態の電子オークションを実施予定
アルロサ社による、新形態のデジタルオークションが、9月22日から10月13日まで実施される予定だ。
アルロサ社報道部の発表によると
「弊社はロット情報を大幅に公開することにより、顧客の購買の意思決定を促し、ロットのオンライン分析を、従来の閲覧状態に近いものとします」
とのこと。
総計2,000カラット以上の原石(寸法10,8カラット~)が、オークションに出店される予定。様々な背景の原石動画は、インクリュージョンの形状と色彩の視的評価を助け、UV画像は、原石の紫外可視分光光度の原石の選択を可能とする。
アルロサ社は、2019年秋より、原石のデジタル販売システムの試運転を始めたが、2020年春に、寸法10.8カラット以上の原石のデジタルオークションを初めて実施した。
この新技術の応用により、買い手は個々の原石の主要性能を、遠隔分析することができるようになる。3Dスキャンデーターは、標準のSarine Advisorフォーマットで提供される。デジタルオークションで販売される全原石はトレーサビリティがデジタル証明書によって確保される。
【SakhaNews】通信社 9月16日
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