Posted on: 2022年11月20日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国で、天然資源の生産量が増大

 2022年1月から10月までのデータで、サハ共和国における天然資源の採掘量が、昨年より増加していることがわかった。昨年の同時期と比較して、石油生産 8.5%、石炭と褐炭 22.9% 、天然ガス 26.7% 、ガスコンデンセート 12.1%、ダイヤモンド採掘量11.8%、採金量が2.3%増加した。

「サハ共和国の経済では、第二次産業の割合が多く、今年の統計では、全体の59.5%のシェアとなっている。そのうち 54.5% が鉱業だ。今年のロシア連邦の地方自治体における投資環境の年次格付けでは、サハ共和国は、極東連邦管区の中で 2位になった。これはサハ政府の有能な経済政策によって達成された結果だ。サハ政府の指導の下、サハ共和国の鉱工業は制裁の制限にもかかわらず、生産高を増やし続けている」
とアイセン ニコラエフ サハ共和国大統領は述べた。

 2022 年度の第二次産業の生産指数は、昨年と比較して 10%超増加の110.6% と予測されている。サハ共和国経済省は、石油、石炭、ガス、金の生産計画を必ず実行すると表明した。
 サハ共和国では、2030 年までの燃料・エネルギーのバランス目標が策定されており、2030 年までに、エネルギー資源の生産量は 3 倍以上に増加する予定だ。輸出目標は引き続き、生産量に応じて増加する。

 サハ共和国における新たな鉱床とエネルギー資源の開発は、サハ共和国と極東の経済を強化するだけでなく、多くの点でロシアの東方への転換に必要な弾みを与えるだろう。特に、石炭の生産量は 8,000 万から 9,000 万トンに増加し、ガスは最大 500 億㎥、石油は年間最大 2,100 万トンに増加し、電力生産量は 2 倍になることが計画されている。

サハ共和国大統領府・サハ共和国政府報道部 11月18日

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