ヤクーツク老年医学センター MRI検査室を設置
2月24日、ヤクーツク老年医学センターにて、ニコラエフ大統領(上記写真の真中)を迎え、MRI検査室がオープンした。日立製作所製の32スライスCT装置 “Supria” の購入代金は、国民プロジェクト「保健」に従って、ロシア連邦予算から拠出された。
この最新CT装置の画質アップにより、間質性肺炎の診断、血管、脳動脈瘤、狭窄、頸部の量的分析が可能になる。
スヴェトラナ・オブトヴァ老年医学センター所長(写真の左より二人目)によると、「コロナ禍発生後、このセンターにて1000人以上のコロナ患者が治療を受けたが、その約40%は80歳~89歳の高齢者であり、90歳以上の患者も20人いた。また、高齢者のコロナ患者70%に、肺障害がみられた」とのこと。
100人の病床数を抱える老年医学センターは、20年間に渡る活動で、5万人の高齢者を治療し、毎年100人以上の高齢者の健康診断を行っている。
サハ共和国大統領府・サハ政府報道部
写真提供: YSIA
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