シヴァグリンカ鉱床から初めて鉄鉱石出荷
約4,000トンの鉱石が、アムール=ヤクチア鉄道幹線のティット駅から、ロシア鉱業大手のメチェル グループの傘下企業のチェリャビンスク冶金工場に送られた。
今年末までに、シヴァグリンカ鉱床で約90万トンの高品質の鉱石を採掘することが、計画されている。 2024年からは高炉鉱石と焼結鉱石の年間生産量が125万トンとなる。
シヴァグリンカ鉱床の運営者は、メチェル グループの鉱山部門の一部であるヤクーツカヤ鉱石会社だ。この鉱床開発プロジェクトは南ヤクチア経済特区に含まれている。メチェル社のこの分野の開発への投資は21億ルーブルに達する。将来的には450人以上の新たな雇用が創出される。
「鉄鉱石の最初の出荷は、私たちがゼロから実施している開発プロジェクトであるシヴァグリンカ鉱床の商業運転の始まりを示します。これはサハ共和国とロシアの鉱山・冶金複合体全体にとって大きく重要な出来事です。製品の主な消費者は我が国の冶金企業、そしてとりわけチェリャビンスク冶金工場となるでしょう。濃縮を必要としない高炉鉱石を積んだ貨車56台を積んだ貨物列車は、すでにチェリャビンスクへのルートに沿って移動しています。約3週間以内に、この鉱石は銑鉄の生産に使用されるでしょう」
とオレグ コルジョフ メチェル社代表取締役はコメントした。
<備考> シヴァグリンカ鉱床の位置 シヴァグリンカ鉄鉱石鉱床は、ネリュングリ市の北 135 キロメートル、バイカル=アムール幹線に隣接する鉄道線路から 9 キロメートルの場所にある。 鉱床面積 – 2.23平方キロメートル。 露天掘りの埋蔵量は2,100万トンの鉱石、平均鉄含有量~48.6〜53.3%。 |
【YAKUTIA24】通信社 5月12日
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