Posted on: 2023年5月15日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国の求人数、1カ月で8%増加

 ロシア極東の労働市場調査機関によって行われた、サハ共和国の雇用情勢の調査によると、4月の求人数は、3月に比べて7.9%増加したことがわかった。

 サハ共和国では、「戦略、投資、コンサルティング」分野の専門家の需要が最も顕著に伸びており、この分野の求人の数は、85%増加した。また、「弁護士」(+32%)、「財務、会計」(+27%)、「人事管理、トレーニング」(+23.5%)、「在宅、サービス担当者」(+21%) という職業も、顕著な伸びを示した。 また、原材料の採掘(+19.6%)、観光・ホテル・レストラン(+19%)、運輸・物流・輸送(+18%)、自動車事業(+17.6%)、「労働人材」(+16.4%)、「建設、不動産」(+11%)も伸びた。

一方で、保険(-40%)、スポーツクラブ、フィットネス、美容院(-33%)、医療、医薬品(-28%)、科学、教育などの専門分野で求人数が低下( -12%)した。「情報テクノロジー」(-10.6%)、「購買」(-5%)も低下した。

 4月の求人全体の 3 分の 1 (29%) を占めたのは、「労働人材」の専門家だった。2番目に多かったのは「生産、アフターサービス」、3番目に多かったのは「建設、不動産」だった。トップ5には「販売、顧客サービス」(19%)、「運輸、物流、運輸」(17%)も入った。

 特に4月に多かった求人は、「保険」「スポーツクラブ、フィットネス、ビューティーサロン」等の専門分野だった(各専門分野の求人総数に占める割合は0.5%未満)。

ナタリア ダーニナ労働市場主任専門家

「ロシアの労働市場の需要構造は不均一であり、サハ共和国も例外ではありません。何よりも、雇用主は、直接的かつ大量の人材(宅配便、販売員、コールセンターの専門家など)だけでなく、ブルーカラー労働者(ブルーカラー、産業専門職の代表)の採用に関心を持っています。合計すると、これは調査対象機関の全求人の 74% に相当します。また、16% がホワイトカラー (マーケティング担当者、会計士、金融業者、弁護士、人事など) の求人で、10% が IT スペシャリストの求人です」
と、調査機関の労働市場主任専門家、ナタリア ダーニナ氏はコメントした。

【YAKUTIA24】通信社 5月12日

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