サハ共和国でブラックシルバーフォックスとクロテンの飼育をスタート
サハ共和国の動物飼育専門業者は、ブラックシルバーフォックスと、クロテンの飼育に積極的に携わっている。しかし、プロコピイ・ニコラエフ サハ共和国農業副大臣(下写真右手前)によると、最近は連邦政府負担で、ロシア北部トヴェリ州とタタルスタン共和国のクロテンを、サハ共和国で飼育するようになったとのこと。
ニコラエフ サハ共和国農業副大臣は、
「現在、サハ共和国では6ヵ所の動物飼育場が稼働しており、その内の2か所、ポクロフスク市営飼育場とイエングラ村落の「ゾロティンカ」飼育場は、ブラックシルバーフォクスの飼育に特化しています。ここでは3年前から、トヴェリ州から運んできたスカンジナビア品種のブラックシルバーフォックスを飼育するようになりました。現在、サハ共和国では、ブラックシルバーフォクスの復活に力をいれています。」
と説明した。
「また、クロテンの飼育も始めました。以前は飼育専門家がいなかったので、 クロテンの飼育を諦めていました。しかし、現在は連邦政府の支援のお蔭で、経験の豊富な専門家を採用することが可能になり、トヴェリ州とタタルスタンから運んできたクロテンの子を飼育することができるようになりました。将来は、ノボシビルスク州のクロテンの飼育も検討しております。」
ニコラエフ サハ共和国農業副大臣によると、サハの厳冬下ではクロテンの毛皮が直ぐ伸びるので、大変有望な事業になるという。
【YSIA】通信社 10月7日
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