Posted on: 2022年8月9日 Posted by: 事務局 Comments: 0

全ロシアLNG車トラックラリー サハ共和国を横断

 ウラジオストクからサンクトペテルブルグまでの、25のロシア地方自治体を走るLNG車の大型トラックラリーの車列は、8月8日にサハ共和国に入り、ネリュングリ地区、アルダン地区、ヴィリュイ地区、ヴェルフネヴィリュイ地区、ニュルバ地区、スンタル地区、ミルヌイ地区とレナ地区、ヤクーツク市内を通る。

「このLNG車ラリーは、極東におけるガス採掘の中心地であるサハ共和国にとって、とても重要なイベントだ。なぜなら、サハ共和国は、ロシア国内のガスモーター燃料市場のトップになるために、これからも支援措置の導入と提携の拡大を考えているからだ」
とアイセン ニコラエフ サハ共和国大統領は説明。

 LNG車ラリーの主催者は「ガスプロム・ガスモーター燃料」社だ。このラリーの主な目的は、ガスモーター燃料の環境への優しさと、高度な経済性、メタンで動く機械の安全性を立証することだ。本年度上半期の実績として、天然ガスの採掘量は86億㎥に達した。

 現在、サハ共和国では、クリーンな燃料市場の構築が、計画的に進んでいる。
 サハ共和国では、2030年度末まで、ガス充填ステーションの数を40箇所まで増やす計画があり、ガス充填ステーションを設置する業者には、土地が優先的に賃貸される。また、ガス充填ステーション工事に投資した業者は、資産税が免税される。そのほか、ガソリンから天然ガスへの切り替え費用の90%を、サハ政府が負担し、ガスに切り替えた場合、車両税は半額になり、充填費用も半分に減るなど、天然ガスへの切替のための様々な優遇策がある。

【YSIA】通信社 8月5日

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