サハ共和国のジャタイ集落で造船所を建設
サハ共和国のジャタイ集落で、造船所の建設工事が始まった。トルコのイスタンブールに本拠を置くSNR造船所が、この包括的な投資プロジェクトへの参加について検討中であると、アンドレイ タラセンコ サハ共和国首相(上写真右)が発表した。
アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領によると、ジャタイ造船所プロジェクトの実施は、ジャタイ集落の発展に新たな機会を与え、レナ川水域とサハ共和国の北極圏にて継続的な貨物輸送を確保するという。
「サハ共和国政府は、このプロジェクトへの海外パートナーの関与を検討している。それが、造船技術に関する情報交換と、ハイテク設備の供給に繋がるからだ。私達のパートナーは、サハ側の技術と、設備性能の特性を検討している」
とタラセンコ首相は語る。
サハ共和国訪問時に、トルコ側は、造船所プロジェクトの工事現場を視察した。現在、そこは建設工事が進んでおり、これから造船設備の設置作業の準備が始まる。
また、来年から、プロジェクトの第2段階がスタートするが、その一環として造船工場、船舶の昇降設備、貨物専用船着き場が建設される予定だ。
この造船所は、「大陸棚産地開発のための造船・海上の機械発展」連邦政府プログラムの枠内で、建設される。工事は、ロシア連邦政府の支援に基づき「ヤクチヤ」経済特区内で実施される。
サハ共和国大統領・サハ共和国政府報道部 10月14日
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