Posted on: 2022年8月30日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国開発の防寒カバー 赤外線探知からも保護

 サハ共和国の会社「ホトゥ・テント」社と、ロシア連邦の軍事イノベーションポリス「エラ」は、軍事・民間双方の研究分野における開発協定を締結した。この協定の調印式は、国際軍事技術フォーラム「軍隊2022」にて、アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領(上写真左から2番目)の立ち合いのもと、行われた。今後、この協定に従って、ホトゥ・テント社の専門家の指導下で、共同研究開発が行なわれる。

「本日調印された協定は、イノベーション開発の新段階を意味する。ホトゥ・テント社の研究開発は、防衛技術のレベルアップに貢献すると確信している」
とニコラエフ大統領は説明した。

 2017年にサハ共和国で設立されたホトゥ・テント社は、超低温下で、機械や車両防護のために使われる、防寒カバーの製造に特化している。この製品のユニーク性は、寒風と太陽光からの完全な保護と、超耐久性、軽量性、コンパクト性にある。
 また、このカバーは、赤外線センサーに感知されない素材から出来ているため、夜間の戦闘時に軍用車両を敵軍のセンサーから隠すこともできる。

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