サハ共和国 金の精錬所および金地金保管所の新規建設を計画
アンドレイ・タラセンコ首相は、サハ全国テレビチャネル「ヤクチヤ24」の取材を受け、サハ共和国内における金の精錬所建設計画および、他の地方自治体から金を預かるための金地金保管所創設計画について語った。
サハ共和国内の採金量は多いが、現在、共和国内には精錬所が一つもないため、採掘された金地金を、精錬所がある他の地方自治体まで運ばなければならない。そのため、金地金の精錬所までの輸送費、精錬所からの完成品購入費が嵩み、サハ共和国産の金地金価格がその分高くなる。
タラセンコ首相は、建設時期については触れなかったが、サハ共和国内の精錬所建設の投資家が既に決まり、協定調印の準備が進んでいることを明らかにした。また、同首相によると、アラブ首長国からの金地金買い取り業者とのゴールドバーの買い取りの打ち合わせが進んでいるとのことだ。
「自国の金地金精錬・保管により、外部から140トンの金地金がサハ共和国に流入するだろう」とタラセンコ首相は主張する。
サハ共和国は、ロシア連邦第3位の採金地方自治体で、2019年度の採金実績は36.5トンだった。
【YSIA通信社】
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