極東地区にて金の採掘量が安定的な伸び
ロシア地球技術研究所は、2021年度のロシア全土の採金実績は333,4トンになり、2021年度の実績を1.29%上回ったと発表。採金量の増加を確保するのは、主にマガダン州のナタルカ金鉱床、サハ共和国のグロス金鉱床とネジダニンカ金鉱床の操業だ。
現在、金の採掘量トップスリーの地方は、クラスノヤルスク地方(年間採金量70~72トン)、マガダン州(53~55トン)、そしてサハ共和国(49-51トン)だ。
採金量は、2023年度まで約2%ほど増加する見込みだが、2024年度までに3~6%の増加が見込まれており、これが実現すると、2年で33トンの増量となる。
ロシア地球技術研究所の専門家によると、2022年度に操業開始予定のチュコトカのケクラ金鉱床(生産能力2.4トン)、イルクーツク州のポリュス社が運営するチョルトヴォ・コルイト金鉱床(生産能力2.9トン)、サハ共和国のセリグダル社が運営するフヴォイヌイ金鉱床(生産能力2.2トン)、ネンジダニンカ金鉱床(生産能力3トンまで増加予定)も、ロシアの採金増量に貢献するであろうとのこと。
今後のロシア国内の金採掘を支えるトップテン企業は、ポリュス社、ポリメタル社、Kinross Gold Corp.(ロシア)、Highland Gold、ノリリスクニッケル社、RMK社、セリグダル社、アルラン社、「ススマンゾラタ」社、UGMK社だ。
【SakhaNews】通信社 1月28日
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