サハ共和国のGRP ロシア極東の5分の1に
2021年度のサハ共和国における域内総生産(GRP:Gross Regional Product)は1兆4588億ルーブルに達し、前年度比で10.5%増加した。サハ共和国は、ロシア極東GRPの20%を生産し、GRP高、投資総額と税収額で第1位を占めている。また、サハ共和国の工業生産成長はロシアで第5位、極東で第2位を占めている。
工業生産指数は、過去11年で最大となり、2020年度比116.1%を記録した。2020年度比で採炭量は1.6倍の2580万トン、採油量は8.1%増の1730万トン、ガス採取量は2倍の140億㎥になり、金地金は3.3%増の42トンを記録、銀は1.5倍の130トンとなった。同期間で設備投資は31%増の、3050億ルーブルに達した。
工業指数の伸びを支えるのは、主として経済特区を含む大規模な投資プロジェクトの実施だ。企業は積極的に設備更新を行ない、最新技術を入れている。これによって、現住民の雇用も確保される。
【SakhaNews】通信社 2月3日
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