Posted on: 2022年6月1日 Posted by: 事務局 Comments: 0

国際知能ゲーム「ヤクチヤ国際サイエンスゲームス」 サハ共和国で開催予定

今年6月、ヤクーツクにて国際知能ゲーム大会「ヤクチヤ国際サイエンスゲームス-2022」が開催される。この大会は、STEMプロジェクト研究会、学生の科学コンクール、従来通りの数学、物理学、化学と情報学の「トゥイマーダ」コンクールの3部分からなっている。

 大会副事務局長を務めるヴラジーミル エゴロフ後世基金代表によると、現在、大会参加者の選別段階に入っているとのことだ。この選別にあたって、ロシアの80の地方自治体から1,200人の子供がオンラインで参加している。参加者は、七つの研究テーマに沿った結果報告書を提出する。

エゴロフ副事務局長は、大会について、次のように説明した。
「全部で2,500の研究結果が提出され、現在事務局が、それを審査している。また、10ヶ国からの外国人と、ロシア国内の20の地方自治体からの学生合わせて300人以上が、ヤクーツクでリアル参加する予定だ。このユニークな大会で、才能あるこども達が、アイデアを交換しながら一緒にプロジェクトを進めている。これはこども達の今後の創造的発展の基盤になるだろう」

 初回の国際知能ゲームは、2018年にヤクーツクで開催され、海外40ヶ国とロシアの18の地方自治体の代表者がそれに参加した。今年の大会の目的は、科学研究・技術開発に興味を持つ才能ある学生達のための、交流・教育の環境づくりだ。

【SakhaTime】通信社 5月27日

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