サハ共和国の森林火災 損害金額が10億ルーブル以上に
ロシア非常事態省関係者によると、現在のサハ共和国の森林火災の損害額は、10億ルーブル以上になるとのこと。
同省の統計では、この自然災害の発生以降は、総計1,227ヶ所の森林火災が記録され、火災面積は16,000,000,000㎡を超える。
森林火災対策本部を率いるアイセン・ニコラエフ サハ共和国大統領(上写真中央)は、「毎日10~20箇所の新規発火が記録され、今年は火災の消火費用が18億~20億ルーブルかかる見込みだ」と語る。
特に森林火災に見舞われている地区は、ヴィリュイ地区、ミルヌイ地区、ジガン地区、コビャイ地区、ニュルバ地区、オリョクマ地区、スンタル地区とハンガラ地区。
火災消防のために消防隊員55名(上写真)が新たに動員され、現在火災消火に1,838人が参加し、特殊機械258台が使用されている。AN-26型消防機も用いられ、この一昼夜だけの落下水量は240トンを超えた。
森林火災の跡は真に焼野原
【YSIA通信社】7月28日
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