Posted on: 2021年7月30日 Posted by: 事務局 Comments: 0

アルロサ(ALROSA)社 ゴフランのダイヤモンド70%以上を取得

ロシア最大手のダイヤモンド生産会社アルロサ(ALROSA)社は、7月23日行われたオークションにて、ロシア国家貴金属・宝石管理機関(ゴフラン:Gokhran)が出品したダイヤモンドの70%以上を取得した。

この取引は、ALROSA ALLIANCEのメンバーの依頼で行なわれた。アルロサ社報道部によると、2020年以降のコロナ・パンデミックによるダイヤモンド採掘量の減少により、国際市場のダイヤストックは過去最小に落ち込んだとのこと。特に現在、顧客の注文に応じるのに必要な、原石量が不足している。同社報道部によると、今回のダイヤ取得では、ダイヤ原石の需要すべてを満たすことはできないという。
取得済みダイヤ原石全量は、近日研磨される予定。

ロシア国営企業であるアルロサ社は、ダイヤモンドの探鉱・採掘・販売すべてに携わっている。
アルロサ社は、ロシア連邦のサハ共和国とアルハンゲリスク州でダイヤ原石を採掘し、アフリカ大陸でもダイヤモンドプロジェクトを進めている。2020年度に生産したダイヤモンドは3,000万カラット以上。

【SakhaNews】通信社 7月27日

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