Posted on: 2022年4月6日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国の総輸出額、過去最高に

ガヴリル キリリン サハ共和国対外関係大臣(上写真)は、30日、2021年度のサハ共和国の輸出総額が55億ドルと、この5年間で最高金額を記録し、輸出総額でロシア第20位、極東では第3位になったと発表した。

サハ共和国の経済は、現在、西側諸国の対ロ制裁がもたらす一連の困難に直面しているが、サハ政府は制裁の被害を最小限にするため、サハ共和国の経済の安定性と経済活動の持続のために、制裁対策本部を設置し、経済危機を未然に防ぐように努めている。
サハ共和国の主要な輸出先は、東南アジア諸国で、2021年度は、対ロ制裁に参加しない国々への輸出高が、輸出総額の70%を占めていた。サハ共和国政府は、残りの30%を、非友好国の市場から友好国の市場に切り替える用意をしている。

「サハ共和国の輸出の大半は、原料やエネルギーだが、最近はそれとは無関係の商品の輸出が増加している。その商品輸出の主要な担い手は中小企業だ。昨年度の中小企業による原料・エネルギー商品と無関係の商品輸出総額は7億ドルになった。これはサハ共和国の輸出総額の約13%を占めております。中小企業の輸出シェアはこれからも徐々に増えていくと確信している」
とキリリン大臣は語った。

【YSIA】通信社  3月31日

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