Posted on: 2022年3月27日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国経済に大打撃 米国が工業以外のダイヤモンドを輸入禁止に

 3月24日に行われたサハ共和国議会で、キリル ブイチコフ サハ共和国第一副首相(上写真)は、ロシアに対する経済制裁で、アメリカが工業用以外のダイヤモンドを輸入禁止とした件について、FRS公定歩合の引き上げその他緊縮財政政策とともに、世界の金相場を揺るがし、サハ共和国経済にとっても大打撃になると主張した。

 対ロ制裁に機動的に対応するために、サハ政府は、諸外国がロシアに科した経済制裁で、輸入不可能となった製品・設備・技術の代替品供給グループを設け、サハ共和国への商品・原料・機械設備と部品の連続調達の確保に努めている。

 そのために、ロシア経済を支える企業目録が作成され、サハ共和国の16社(レナ川総合船会社、ヤクーツク空港、ヤクチヤ鉄道会社、石油ガス会社「サハトランスネフテガス」、アルロサ、ヤクチヤ燃料・エネルギー会社、アルロサ航空会社、ポラーエアーウエイ航空会社、ヤクチヤ航空会社、サハ共和国公共事業団、石油ガス会社「サハネフテガススブイト」、石炭会社「コルマルグループ」、電力会社「サハエネルゴ」、電力会社「ヤクーツクエネルゴ」、
熱供給会社「テプロエネルゴセルヴィス」)もその中に入っている。

 上記企業は、連邦予算から年利11%のクレジット供与の支援策が受けられる。

 サハ政府は、サハ共和国国民の生活を支える、養鶏場、パン工場、養豚場、ミルク工場、水道局等の企業も、連邦政府の支援策の対象とするよう、ロシア連邦政府に申請した。

【SakhaNews】通信社  3月24日

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