Posted on: 2022年5月8日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国でデータ処理センターが操業開始

 先日、ヤクーツク市内でデータ処理センターが操業開始した。創設費用は、26億ルーブル。アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領は開業式に参加し、このセンターが、共和国でのデジタルトランスフォーメーション戦略のプロジェクト促進の拠点になると強調した。

データ処理センターを視察するニコラエフ サハ共和国大統領

 
また、ニコラエフ大統領は、センター開業式で挨拶して、「西側の制裁にも拘らず、サハ政府は、各産業部門のデジタル化を積極的に進めている。デジタル化の重要な段階は、データ保管とロシア製ソフトへの移行だ」と語った。

 データ処理センターの活動は、サハ共和国の情報システム作動の安定性と保管されるデータの安全性を高める。
 
 データ処理センターは、サハ共和国内の全ての情報の流れをまとめる。第一段階でこのセンターではサハ共和国の国家機関とその管轄部門の情報システムとリソース、つまり、サハ共和国の情報・技術プラットホーム、高度道路交通システム(ITS)、森林火災早期モニターリングシステム、統一番号「122」コールセンター、統合支払いシステム、サハ共和国のデジタルアシスタント「AITA」その他が配置される。

 データ処理センターの主要な情報システムは、ロシア製ソフトを使って特別に、北極圏の環境に合わせて作成された。センター設備は、気温の差-60~+45 °Сに耐えることができる。この移動式モジュール施設に監視カメラ、換気設備、安全設備とアクセス管理設備が完備されている。
将来、データ保管配分のために、政府はプロジェクトの拡張を計画している。

【YSIA】通信社 5月 6日

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