Posted on: 2022年8月1日 Posted by: 事務局 Comments: 0

ロシアのトップスリー プロバイダー「ビーライン」が、サハ共和国と提携

 ロシア最大手のワイヤレス・アンド・テレコムオペレーター「ヴイムペルコム(VimpelCom)」(ビーラインブランドのオーナー)と、サハ共和国イノベーション・デジタル発展・情報通信技術省は、提携合意書を交わした。
 この合意書に従い、サハ共和国でデジタル経済発展の共同プロジェクトが実施される予定で、最新の情報通信技術とネットワーク拡張への投資が見込まれる。

 合意書では、エネルギー資源管理のための、インテリジェントテクノロジーの導入を、公共事業として進めていくことも予定されている。その他、Wi-Fi技術、М2М、クラウドテクノロジー、情報安全保障サーバー、モバイル電子サイン、SMS送信のターゲット化も進めていく。AIを使った交通インフラ整備、労働人口の移動分析、サハ共和国の観光魅力度の向上を促すことも可能だ。

「現在、ビーラインは、サハ共和国の人口250人以上のほぼ全集落を網羅している。私共はこれからサハ政府と一緒に、僻地での既存のネットワークの近代化を進めながら、北極圏での通信技術の普及を図ろうとしている。その他、遠隔地の産地、鉱山、炭坑でのビジネスデジタル化プロジェクトを実施し、安全保障と費用削減に努めている。」
とヴァデイム ペニコフ ビーラインヤクーツク支部長(上写真右)はコメントする。

「ヴイムペルコム社は、様々な経済部門のデジタルトランスフォメーション経験を持っている。私共は、この経験とノウハウを、デジタル経済で活用しようと思っている。ヴイムペルコム社との提携により、サハ国民のためのあらゆる電子サービスのアクセスを簡素化し、テレコム市場でのサハ共和国の競争力向上が確保されるだろう。」
とアナトリー セミョーノフ サハ共和国イノベーション・デジタル発展・情報通信技術大臣(上写真左)は、説明する。

【YAKUTIA.INFO】 通信社7月29日

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