Posted on: 2022年8月23日 Posted by: 事務局 Comments: 0

ヤクーツク市内に鮎とチョウザメ養殖複合施設を建設

 ヤクーツク市内に、鮎とチョウザメ養殖場が新設される予定だ。このプロジェクトを実施する「レンスカヤルイーバ(「レナ川の魚」)」社の関係者によると、その総工費は3億5000万ルーブルにのぼるという。アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領は、17日の投資委員会会議にて、
 「ヤクーツク養殖場プロジェクトを、養殖業発展の連邦プログラムに盛り込むことを決定した」
と、このプロジェクトを承認した。また、大統領はヤクーツク養魚場の重要性について、以下のようにコメントした。
 「レンスカヤルイーバ社は、ヤクチヤ経済特区で順調に成長している。同社は現在既に養殖量の増加を考えており、サハ政府は、このプロジェクトを全面的に支持する」

 レンスカヤルイーバ社代表(上写真右から2番目)のオレグ マクラショフ氏は、養殖される魚類はエコロジークリーンな食品になるため、学校と幼稚園の給食に提供されると説明した。
 また、マクラショフ代表は、会社について次のように語った。
「レンスカヤルイーバ社は、サハ共和国で、鮎を始めとする魚類の唯一の養殖企業だ。養殖過程は、幼魚から商品になる魚までのフルサイクルであり、世界最新の幼魚技術が活用される。現在、年間養殖量は6トンだが、将来は鮎が250トン、チョウザメが50トンまで、年間養殖量を増加する計画だ。」

 面積9,800㎡の養殖場は、ヤクチヤ経済特区内のカピトノフカ集落で建設される。ここは、鮎とチョウザメの養殖施設のほか、魚加工工場とキャビア生産工場、缶詰工場が建設される。

【YASIA】通信社 8月19日

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