Posted on: 2022年11月1日 Posted by: 事務局 Comments: 0

統一極東航空会社 制裁圧力下で極東住民に航空便を提供

 10月27日、ヤクーツクで開催された戦略会議「極東の交通アクセスの簡素化 – 極東航空会社と空港間の効果的な相互作用」の一環として、ヤクチヤ航空が、統一極東航空会社の加盟に関する合意書に署名した。

「統一極東航空会社は、極東の住民に、交通の便と手頃な価格を提供することで、その活動の効果を実証した。総交通量の 3 分の 1 は、共和国の航空会社、ヤクチア航空による。現在、サハ共和国の住民は、ブラゴヴェシチェンスク、クラスノヤルスク、ウランウデ、チタ、ハバロフスクへの割安な航空券を利用できるようになった。前例のない制裁に直面している今日、極東の航空会社の努力の積み重ねが特に重要だ。これにより、航空路線網を拡大し、航空会社と空港の効率を高め、航空輸送の質と可用性を向上させるという問題の解決策を統合することができる」
とアイセン・ニコラエフ大統領は述べている。

 現在、統一極東航空会社の路線網には、約 390 の路線が含まれている。 極東地域間の航空輸送を助成するプログラムに対する、2022年の連邦予算からの資金拠出額は、50億ルーブルを超える。

「前例のない制裁圧力下の現況で、航空会社は困難に直面している。特に航空が唯一の輸送手段である極東で、地域の航空会社の力を合わせることは重要だ。これにより、航空券の購入が容易になり、格安航空便が増え、新しい路線ができ、航空便の頻度が増加する。同時に、これは航空会社同士の航空機と新規機械の共用を可能にする」
と、ウラジミール シブツェフ サハ共和国運輸・道路大臣が説明する。

ウラジミール シブツェフ サハ共和国運輸・道路大臣

 路線網の拡大は今後も続く。共和国政府は、格安航空券をサハ共和国内の190 以上の路線に拡大することを考えている。
 2021年、ロシア連邦大統領と政府の決定により、極東連邦管区での乗客と貨物の輸送を主な活動として、国産の航空機を使用する統一極東航空会社が設立された。
 統一極東航空会社の創設に関するロシア連邦大統領の命令に従い、ヤクチア航空とアヴローラ航空の合併が決定され、これに基づいて極東の数社の地域航空会社を統合する、統一極東航空会社が設立された。

 ヤクチア航空に関する契約は、オーロラファイナンス、サハ(ヤクチヤ)共和国貴金属委員会、サハ(ヤクチヤ)共和国財産・土地関係省の間で調印された。

サハ(ヤクチヤ)共和国大統領府・政府報道部 10月28日

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