Posted on: 2018年11月28日 Posted by: 事務局 Comments: 0 鈴木宗男先生のサハ共和国視察(1) 2018年の11月21日から24日にかけて、当機構の今野康裕事務局長の案内で、鈴木宗男先生がサハ共和国を訪問されました。 鈴木先生が以前から関心を持っていた、サハ共和国首都ヤクーツク市を訪問し、僅か3日間でありますが、様々な場所を精力的に視察しました。 ※写真は、会談の前に握手するウラジーミル ソロドフサハ共和国首相と鈴木先生 ウラジーミル ソロドフ共和国首相と会談 鈴木宗男先生とソドロフ共和国首相は、ロシア極東地方と日本との交流の拡大、特にサハ共和国との経済協力発展の重要性を確認し、長時間話し合いました。 左から当機構のゲラシモフ理事、同バラムイギン理事、同今野康裕事務局長、鈴木宗男先生、ソドロフ首相、ブチコフ第一副首相、キリリン対外関係省大臣 日本の協力で操業開始した野菜工場SAYURIを視察 北海道銀行系の北海道総合商事などが出資する、ヤクーツク市の農業生産法人SAYURIが、温室野菜工場を建設しました。 既にトマトやキュウリの栽培が始まっていて、1平米あたり年間50~60キロのトマトが作れます。工場の大部分に日本企業の技術を採用しており、寒冷地用野菜ハウスで世界最高水準の技術を誇る㈱ホッコウが資材や野菜の栽培ノウハウを提供しています。AGCのフッ素樹脂フィルムを二重に張る等の技術により、従来の植物工場より4割ほど光熱費を抑えられる計算です。 ヤクーツク市は厳しい寒さや日照量の少なさから、野菜栽培には向きませんので、この植物工場に大きな期待が寄せられています。第2工場も建設に取りかかっており、2021年までに、ヤクーツクの温室野菜工場を現在の約3倍の3.2ヘクタールまで広げる予定です。 グリーンハウスSAYURIのチミール イワノフ農業専門家の説明を聞く鈴木先生 ピョートル ゴゴレフサハ共和国議会議長と会談 鈴木宗男先生は、1956年に設立されたヤクーツク国立大学と前身とする、北東連邦大学を訪問し、・日本とサハ共和国との学術交流・再生エネルギーの共同研究・社会・文化分野の青年交流・日本でのマンモスに対する高い関心等について話しました。ゴゴレフ議長は日本とサハ共和国との共同研究の更なる発展と、学生交流の拡大を呼びかけました。会談後学生も参加し、鈴木先生と意見交換をしました。 会談後、鈴木先生にサハのチョロンをプレゼントするゴゴレフ議長 ゴゴレフ議長と学生も参加して会談する、今野康裕事務局長と鈴木先生 Categories: 活動実績