Posted on: 2022年2月14日 Posted by: 事務局 Comments: 0

ツェッペリン飛行船による貨物輸送計画 サハ北極圏地区で実現か

 アンドレイ・タハセンコ サハ共和国首相(下写真)は、遠隔地、北極圏地区の貨物輸送に、ツェッペリン飛行船を活用するプロジェクトについて、テレビ会議を行った。

アンドレイ・タハセンコ サハ共和国首相

 会議では、関係者による、ツェッペリン飛行船プロジェクトについての説明や、積載能力100㎏~500㎏の飛行船試作モデルの制作・披露計画の発表があった。

 現在、ロシアの飛行船メーカーでは、積載能力30トン、最大飛行距離4,000㎞、長さ130m、直径30mの飛行船の製造が可能だ。実物のツェッペリン飛行船の実験完了の予定は、2022年5月末で、プロジェクト実施者は、サンクトペテルブルグの輸送会社「ベドフォルドグループ」。
 今回、ベドフォルドグループ関係者以外には、ロシアの航空産業の大手企業や設計事務所、研究所の関係者が会議に参加した。

 専門家によると、ツェッペリン飛行船、ドローン、その他無人航空機の活用によって、サハ共和国の僻地・遠隔地までの貨物の輸送費が、かなり削減されるという。

【YSIA】通信社 2月10日

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