サハ共和国ウクライナ東部から難民受け入れ300人以上
サハ共和国は、ウクライナの特別軍事作戦開始以降、ウクライナ東部ドンパス地方の親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」(ウクライナ侵攻開始前の2月21日にプーチン大統領が独立を認める法令に署名)からの難民、300人以上を受け入れてきた。その内ヤクーツク市には41人、ネリュングリ地区に216人、ミルヌイ地区に25人、アルダン地区に24人、レナ地区に2人、ウスチ・マヤ地区に2人が滞在している。
ガヴリル キリリン サハ共和国対外関係・民族担当大臣によると、難民の大半は、石炭採掘会社に就職したとのこと。サハ当局は現在、難民の雇用に必要な書類の再発行、医療保険と社会保険の加盟手続きを積極的に進めている。
キリリン大臣によると、
「サハ共和国の社会団体は、ドンバス地方の難民の通信機、衣服、食品の購入等、生活をサポートしている。郵便局、医療機関と教育機関に就職した難民がいるが、大半は石炭会社に雇われた」
とのこと。
また、サハ当局は、ウクライナの特別軍事作戦に参戦しているサハ国民の人数については公表していないが、11人が戦死したと発表している。最近、サハ政府はウクライナ軍事作戦への参加希望者を募集を開始した。その他、サハ共和国は、ドネツク人民共和国のキロフスコエ市に支援団を派遣している。
ノボスチ通信社 6月10日
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