Posted on: 2022年12月13日 Posted by: 事務局 Comments: 0

キリル総主教がサハ共和国の指導部の貢献を称賛

 サハのロシア国家への参入390周年に捧げられた神聖な典礼の後、アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領は、モスクワ総主教キリル1世と会談した。

 アイセン ニコラエフ大統領は、モスクワ クレムリンのアサンプション大聖堂での礼拝と、サハ共和国への絶え間ない支援に対して、キリル総主教に感謝を伝えると共に、サハ共和国の発展におけるロシア正教会の役割の大きさについて言及した。
 「ヤクチヤ教区に関心を持ってくださったこと、典礼を祝う時間を見つけてくださったこと、そして祈りに満ちた交わりの喜びを、私たちと分かち合ってくださったことに感謝します。サハの人々への総主教様のお言葉とご指示は特に重要です。今日、私たちは困難な時期を経験しています。しかし、私たちの信仰が強く、考えが純粋であるなら、私たちの国、民族、そして教会はうまくいくと確信しています。ヤクチアは、現在の状況では、極東だけでなくロシア全体を牽引する機関車になることができる地域の1つです。経済発展、レベルの高い人材、精神的および道徳的価値観が、強固な基盤になります」

 キリル総主教は、民族間の関係の強化に対するサハ共和国指導部の貢献を高く評価し、地域経済の順調な発展が、サハの人々の生活の質の向上に必然的に影響を与えるとの確信を表明した。
 「サハ共和国の当局の働きに感謝します。今日、サハとロシア両民族の人々の交流、サハ国民の生活と経済の発展、インフラの改善、そして私たちが知っている他のすべてのことにおいて、サハ共和国が非常にうまく発展しているのは、第一に、良好な民族間関係に基づいています」
 また、キリル総主教は、ロシアの東方への転換についても言及し、サハ当局が人々の生活に注意を払うことが、共和国の発展と繁栄の原動力になるに違いないこと、天然資源の保護と、産業、インフラ、文化、および人々の生活の質を決定するその他すべてのものを発展させることが、今後重要になってくると述べた。

ニコラエフ大統領(左)、キリル総主教(中央)、ロマン ヤクチヤ主教(右)

 会議では、ニコラエフ大統領、キリル総主教とロマン ヤクチヤ主教は、ロシア正教会とサハ共和国との間の社会的パートナーシップに関する協定の実施、ヤクチヤ教区の活動、および社会的パートナーシップについて話し合った。

 ヤクチア教区は、対若者の活動にかなりの注意を払っている。正教会の青年運動「正教会とヤクチア」、正教会軍事愛国クラブ「ヤング・ヤクチア」ができている。今年の正教会フォーラムには、サハ共和国だけでなく、ビロビジャン、マガダン、チタ、ハバロフスク、カムチャツカ、サハリン、サンクトペテルブルクからも参加者が集まった。大規模なプロジェクト「北極上陸」が北極圏で実施されており、これにはいくつかのプロジェクトが組み込まれている。ヤクチア教区はまた、新約聖書、詩篇、旧約聖書の個々の本をサハ語と北極の先住民族の言語に翻訳する作業も行っている。

【YSIA】通信社 12月9日

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