Posted on: 2020年12月21日 Posted by: 事務局 Comments: 0

「ウォストチヌイ」発射場から宇宙ロケット打ち上げ

サハ共和国に隣接したアムール州にある「ウォストチヌイ」発射場から、宇宙ロケットが打ち上げられた。YSIA通信社】 

アレクセイ・コロデズニコフ サハ共和国第一副首相は、12月15日、宇宙通信を使って、サハ共和国各地区の「OneWeb」装置搭載の「ソユズ-2-1b号」ローンチ・ヴィークルの打ち上げ準備状況確認について会議を行なった。

以前に、「ヴォストチヌイ」宇宙ロケット発射場にて 「ソユズ-2号」型ローンチ・ヴィークルの打ち上げが5回行なわれたが、その時は、アルダン地区内落下地№983とヴィリュイ地区内落下地№985を使用した。
今回の「ヴォストチヌイ」宇宙ロケット発射場からの「ソユズ-2-1b号」ローンチ・ヴィークルの打ち上げは12月18日で、打ち上げ機の分離部分の落下地は、アルダン地区内落下地№873とコビャイ地区内落下地№875の2箇所。

ロケット打ち上げ時に、改善されたエンジン、最新の操縦・測定システム、酸素と軽油を混合した新型燃料を使う、環境に優しい「ソユズ-2-1b号」ローンチ・ヴィークルを使用した。

今回の打ち上げの目的は、地球各地にて高速で手頃なインターネットアクセス提供を確保する宇宙通信網構築のための「OneWeb」宇宙装置を軌道に乗せることだ。地上インフラが整備されていない地区での最新情報技術導入は、医療機関間の情報交換、教育プロジェクト実施、非常事態のモニターリングその他を促す。

OneWeb社が構築するネットワークは将来、各型のネットワーク拡大のために、あらゆるインターネットプロバイダーまたはその他テレコミュニケーションサービス提供者によって使用されるようになる。

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