サハ共和国の油・ガス田、17億ルーブルで落札
ロシア地下資源使用局によると、ロシア最大手の石油会社「ロスネフチ」と大手石油会社「スルグトネフテガス」は、サハ共和国の油・ガス田をファーストプライスオークション(※)により、一区ずつ落札した。25年間の使用ライセンス取得に、両社は合計17億ルーブル(23億4,050万円)を払い込んだとのこと。
「ロスネフチ」は、サハ共和国北部のオルグイダフ地下資源区を、9億8,745万ルーブル(13億6,000万円)で落札。オークション始値は6,400万ルーブル(8,811万円)だった。この油田・ガス田のD1級(予想)の原油埋蔵量は49,700,000トン、ガスは988億㎥だ。
「スルグトネフテガス」は、「ロスネフチ」を抜いてサハ共和国南部のベレゾフスキー地下資源区を7億1,900万ルーブル(9億9,000万円)で落札。オークション始値は1720万ルーブル(2,368万円)だった。この油田・ガス田のD1級(予想)の原油埋蔵量は2,500,000トン、ガスは250億㎥だ。
※ファーストプライスオークションとは、最も高値を付けた落札者が、その金額で落札するルールのオークション。
【SakhaNews通信社 2021年1月20日】
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