Posted on: 2020年11月25日 Posted by: 事務局 Comments: 0

ゾロティンカ野生動物養成場に、クロテン110頭が到着!

ネリュングリ地区内の「ゾロティンカ」野生動物養成場に、初のクロテン110匹が到着した。同養成場では今後、合計325匹の繁殖用クロテンを飼育予定。

 「ゾロティンカ」野生動物養成場長のニュルグエン ヴラジミロフ氏によると、ロシア西部のトベリ市内野生動物繁殖場から、今後、雌250匹と雄75匹合計325匹の繁殖用クロテンが運び込まれる予定とのこと。

 クロテンの取得費用は、繁殖用動物取得費用を一部賄うための、サハ政府補助金により支払われます。資金拠出比率は、ロシア連邦予算92%、サハ共和国予算8%となります。

「ゾロティンカ」野生動物養成場の、最初のクロテン30匹は、2018年末にやってきました
クロテンの状態は良好ですが、今回のクロテンの取得目的は、檻内飼育動物の血のリフレッシュということです。

ソビエト時代に操業を開始した、イエングラ市内野生動物養成場は、当時の檻内飼育場ではナンバーワンでした。ここでは当初、雌キツネ60頭と雄キツネ15頭を飼育していただけですが、今年の年初には、繁殖用の黒シルバーフォックスは合計400頭、その内雌キツネ320頭と雄キツネ80頭と、その数を順調に増やしています。
2020年度には997頭の子狐が生まれ、雌キツネ1頭あたりの出生数は子狐3,2頭になります。

ここ数年、国の資金で大幅な設備更新が行なわれ、飼育条件は大幅に改善しています。更に今年度は、ネリュングリ地区予算から、900万ルーブル以上の野生動物養成費用が拠出されています。

サハ共和国農業省報道部によると、現在、サハ共和国には7ヵ所の檻内飼育場があり、その従業員は36人を数えるとのこと。

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