Posted on: 2022年1月26日 Posted by: 事務局 Comments: 0

コルマル社「イグナリンカ=2」精製工場を建設

 サハ共和国における石炭採掘企業最大手のコルマル(Kolmar)社は、露天掘りおよび地下採掘の方法による、埋蔵石炭の精製に携わっている。コルマル社は、イグナリンカ精製工場第2期の建設によって、石炭の年間生産量を1,200万トンまで増やす計画だ。

 コルマル社の事業の主な方向性は、南ヤクーチアに埋蔵されている炭坑の開発および、石炭の効果的な採掘と加工だ。コルマル社の石炭埋蔵保有量は、10億トン以上となっており、その大部分は、唯一無二の物理的および化学的な特性を持つ、不足がちになっているプレミア等級のコークス用石炭だ。

 イグナリンカ精製工場の基礎工事が3月に完成した後、構造物の据え付け工事が始まる。9月に石炭の受け入れバンカーその他が整備される。自社の建設部門の力のみで工事を完了させるのに、会社は建設部門従業員数を450~500人まで増やす予定だ。

 工場の建物の建設が終了した後、中国のAVIC社は、工場内に設備を設置する。
第2期の工事の完成後、2023年度に「イグナリンカ」石炭精製工場の生産量は600万トン分増加する。

 【YSIA】通信社 1月21日

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