Posted on: 2021年11月29日 Posted by: 事務局 Comments: 0

ヤクーツクの新規住宅団地「ズビョズドヌイ」建設に着手

 ヤクーツク市内にある元軍隊駐屯地で、大規模な住宅団地「ズヴョズドヌイ(星の地)」建設プロジェクトが、スタートした。(上記の写真はイメージ)

 現在、住宅7棟(681戸)を建設する、第一期工事が進んでいる。面積68.5haの新規住宅団地では、11,000人が入居する66棟の建設工事が計画されている。団地住人のために不可欠な、社会インフラも確保されると、サハ政府報道部が発表した。

 アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領(下写真)は、この大規模な住宅団地建設プロジェクトについて、以下のように語っている。

「元軍隊駐屯地の総合住宅建設プロジェクトにより、ヤクーツク市のイメージは、大きく変わるでしょう。住宅団地「ズヴョズドヌイ(星の地)」は、ヤクーツク南部地区開発の、アンカープロジェクトになります。このプロジェクトの実施により、市民のための住み心地の良い環境と、必要不可欠な社会インフラが、確保されると確信しております」

 アイセン ニコラエフ サハ共和国大統領

広大な面積68.5haの新規住宅団地には、11,000人が入居する66棟の住宅の他、315名の児童の受け入れが可能な幼稚園が2ヵ所、990人の生徒が通える学校、1日600人の外来患者を受け付けられる病院、屋内スケートリンク等が建設される。

この近代的な新しい団地には、6㎞の歩道と自転車専用道が設けられ、美しい公園と中庭も作られる。そして、この団地が建つ湖畔では、住人の「憩の場」が設けられる予定だ。

現在、ヤクーツク市では、老朽化した住宅が多く、その住人の立ち退きは、何時も市役所の「悩みの種」となっている。その解決策として、サハ共和国の老朽化住宅の住人向けに、立ち退きプログラムが採択され、2021年に総面積13,800㎡、358戸の引越先が立退き先として提供された。また、2022年度第四四半期にも、老朽化住宅の住人に新規住宅のアパートが提供される。

【YSIA】通信社11月25日

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