Posted on: 2021年6月23日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国で森林火災が猛煙

ロシア森林航空保護局によると、現在サハ共和国にて40箇所の森林火災があり、その内19箇所は消火中消防員1388名と特殊機械142台が消火にあたっている。

パーヴェル ガーリン ロシア非常自治体省 サハ共和国担当局長は、次の通りコメントした。
「一昼夜だけで火災面積は7000ha以上増えましたが、ヴェルフネヴィリュイ地区、コビャイ地区、ニュルバ地区、オイミャコン地区とスンタル地区にて総面積31,000haの20箇所の発火が確認されました。当局は、居住地を火災から守るように、全力を尽くしています。」           

【YSIA通信社】6月21日


ドミトリー サドヴニコフ サハ共和国第一副首相が率いる対策本部の発表によると、現在は総面積21 274.3haの共和国の10地区に広がる19箇所の森林火災が消火中という。

ニュルバ地区、トムポン地区、ヴェルフネヴィリュイ地区、スンタル地区にて非常事態が宣言された。このスンタル地区を始めとする、ミルヌイ地区、ムポン地区、ハンガラス地区で森林発火危険度5(超高度)の対象地になっているが、ゴルヌイ地区、オイミャコン地区とヤクーツク市は危険度4の対象地だ。

サハ共和国環境・自然使用・森林省によると、森林火災が消火中で、その内総面積14,119.1haの森林火災5箇所は既に局地化され、居住地の危険はないとのこと。共和国全土では降水量皆無の真夏日が続いているので、森林火災発火を促すことになっている。

SakhaNews通信社】6月21日

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