サハ共和国 5年間の発展の成果
6月10日、ヤクーツクの「勤労の町」で、アイセン ニコラエフサハ共和国大統領の、5年間の任期に捧げるレナ・クラブの会合「勝利の年：サハの5年間の発展の成果」が開催された。
ニコラエフ大統領は、レナ・クラブの活動の重要性について語った。このクラブは4年間で強力な専門家達のプラットフォームとなり、「時計を同期」して、さらなる活動を可能にするサハの伝統的なイベントとなった。
「当時はテクノロジー競争の激化が特徴でした。そしてやがて、私たちは変化する必要があることに気づき、2018年から2019年の安定したコンフォートゾーンから、抜け出す必要がありました。その後の数年間で、私たちの研究のベクトルの選択が正しかったことが確認されました。 新型コロナ禍、制裁、特別軍事作戦は、共和国の状況を悪化させたでしょうが、私たちはこれに対してある程度の準備はできていました。
2018年、私たちは共和国住民の生活の質の向上、貧困の半減、地域の平均年齢の引き上げと経済成長に焦点を当てました。そして今日、ヤクートの人々の生活の質は向上しており、平均年齢は上昇し、全国平均よりも高くなっています。この方向で進めた取り組みのおかげで、損失を最小限に抑えて、新型コロナウイルス感染症のパンデミックから脱出することができ、ロシア地域の死亡率ランキングでは81位になりました。既存の外部要因により、私たちは貧困を半分まで減少させましたが、まだ努力する余地があり、取り組みは続きます。わが国の出生率は国内で最も高く、今年は100万人目の住民が共和国に誕生する予定です。共和国の経済について言えば、産業の成長率は 43% で、IT 部門が発展しています。そして私たちはこれが貧困との戦いの柱になると考えています。企業の雇用も増加しています。そして、これらすべては人々によって行われ、共和国を発展させるのは人々です」
とニコラエフ大統領は語った。
大統領はまた、共和国は課題に迅速に対応しなければならないと指摘した。洪水、森林火災など、外部と内部の両方の課題が同時にある。火災は世界的な問題でもあり、これは人類全員が本当に戦う必要があるものだ。
備考：
レナ・クラブは、人々の生活の質、社会経済的発展、環境、地球規模の安全保障に直接影響を与える戦略的に重要な問題について、知識人、政治家、ビジネス界の意見や取り組みについて責任を持って議論するためのプラットフォームだ。
【YAKUTIA24】 通信社 6月16日