Posted on: 2022年4月17日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国の犯罪率が6.4%低下

 サハ共和国検察庁報道部の発表によると、2022年度第一四半期の、サハ共和国における犯罪率は、前年同期比較で6.4%低下したという。第一四半期3ヶ月間の犯罪件数は2929年で、前年度は3129件だった。

 検察庁関係者によると、犯罪率低下の原因は、対ロ制裁下の政府による社会秩序保護対策の強化にあるという。

 犯罪別でみると、所有権侵害事件が9.1%減少の1433件で、内訳は、窃盗667件、詐欺567件、強盗11件、略奪53件、車両盗難30件、強請9件となっている。IT・通信技術とコンピュータ関連の犯罪件数は、前年の777件から12.2%減の682件となり、酔っ払いによる犯罪が11.7%減、女性による犯罪は61%減少した。

 その一方で、汚職事件は36.6%増(56件)、経済犯罪事件は5.8%増 (218件)、麻薬の違法な販売事件は11.3 % 増(124件から138件)と増加している。

 犯罪事件の約半分(1,395件)にあたる47.7%は、ヤクーツク市内で起こっているが、その内552件は公衆の場、381件は街中で発生した。

【YK24】通信社 4月15日

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