Posted on: 2021年12月22日 Posted by: 事務局 Comments: 0

北極圏で気温38度 観測史上初

世界気象機関(WMO)は14日、サハ共和国のヴェルホヤンスクで昨年6月20日に観測された気温38度を、北極圏の観測史上最高気温と正式に認定した。昨年2月6日に、南極半島にあるアルゼンチンのエスペランサ観測基地で観測された気温18.3度も、南極大陸における過去最高気温と、今年7月にWMOが認定済み。

ペッテリ・ターラスWMO事務局長は、南北両極での一連の記録更新について、「気候変動への警鐘だ」と懸念を示した。
WMOは、米カリフォルニア州のデスバレーで昨年8月と今年7月に観測された「54.4度」が、今世紀の世界最高気温かどうかを精査中。過去には1913年にデスバレーで56.7度、1931年にはチュニジアのケビリで55度が観測されている。

備考:ヴェルホヤンスクは、サハ共和国ヴェルホヤンスク地区のレナ川右岸に位置する都市。北極から約115キロ離れている。人口:1,095人(2021年)。

【News.Ykt.Ru】通信社 12月15日

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