Posted on: 2021年12月22日 Posted by: 事務局 Comments: 0

サハ共和国大統領 2022年を「母親支援の年」に

アイセン・ニコラエフ サハ共和国大統領は、今月15日に開催されたサハ共和国の議会(イル・トゥメン)で年次教書演説を行った。そこで、サハ共和国の社会・経済発展の方向性を明らかにし、2022年を「母親支援の年」とすると発表した。

ニコラエフ大統領は、本年の活動結果をまとめ、来年の目標達成のために、サハ共和国政府・議会・企業・地方自治体と社会団体が歩調を合わせる必要性について言及した。

そして、コロナ禍で激動する世界における、サハ国民の健康とサハ民族としての価値観の維持、そして脱コロナと日常生活の正常化を当面の主要目標と決めた。

また、ニコラエフ大統領は、今年の新型コロナ対策と森林火災消防のために大活躍した、サハ共和国の医療関係者と消防隊員の努力を高く評価し、敬意を表した。

広大なタイガ密林が燃えた今年の森林火災は特に悲惨なものだったので、森林復活のための植林プログラムの作成は急務だと強調。ロシア連邦政府に森林復活資金援助を求めた。

今回の年次教書の一番のハイライトは、2022年の「母親支援の年」の発表だった。子持ち女性の支援対策として、来年中に生まれる子供1人当たり、10万ルーブルの給付金が支払われる。その他、子持ち女性の生活水準の向上、育児・就職斡旋等の支援対策も実施される予定。

【YSIA】通信社 12月16日

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