アルロサ社 サハ共和国への配当金が過去最高額に
ロシア最大手のダイヤモンド生産会社アルロサは、本年度、過去最高額となる、約450億ルーブルの配当金を、サハ共和国連結予算に計上したと、アイセン・ニコラエフ サハ共和国大統領(上写真左)が発表した。
2010年~2017年の8年間で、アルロサ社株主であるサハ共和国地方自治体が受取った配当金の合計は110億ルーブルだったので、今年1年の配当金は、この8年間の合計配当金額を上回っていることになる。
また、アルロサ社は、本年度500億ルーブル以上の税金を、サハ共和国連結予算に納める予定である。
セルゲイ・イヴァノフ アルロサ社代表取締役(上写真右)によると、2021年度にダイヤモンドの需要が大幅に上昇したため、会社は本年度に約4600万カラットを売り上げる見込みという。ダイヤ原石の本年度採掘量も、前年度比較で8%増加の3250万カラットに達するだろうとのこと。
アルロサ社の、サハ共和国に対する貢献度は年々向上し、今年だけでも65億ルーブル、来年度に74億ルーブルになる見込みだ。
また、サハ共和国政府報道部は、アルロサ社の新規プロジェクトのために、サハ共和国では従業員1,800人の雇用が確保され、来年度にも同人数の雇用が確保される予定だ、と発表した。
【SakhaNews】通信社 12月22日
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