ダイヤモンド大手ALROSA社が格付機関AK&M社から最高評価を獲得
格付機関AK&M社は、2022年のALROSAの報告書が90.8点を獲得し、最高レベルに評価されたことを明らかにした。このレーティングは、85から106.6の点数を獲得した企業に与えられる。
AK&Mは、ALROSAの「持続可能な発展に関する専門報告書」における、情報の品質と詳細さを高く評価している。同社は、脆弱な生態系が存在する地域で事業を展開しており、報告書では、自然への影響を最小限に抑えることが、特に重要視されている。
ALROSAは、環境保護対策に多くの努力と資金を投じており、それが報告書にも反映されている。同社は積極的に活動について公開し、必要なデータをすべて掲載しており、環境への影響を減らすための計画についても、情報提供している。
報告書では、既存のリスクと持続可能な発展の管理体制について、詳細な情報が提供されている。同社は、事業拠点の地域の住民を支援するための、包括的な取り組みを行っており、報告書には、ヤクーチア（サハ共和国）の住民に対する多数の社会支援プログラムのメカニズムが詳細に記載されている。
経済制裁の影響による、強制的な財務指標の非開示を受けても、ALROSAは持続可能な発展の分野での活動の全体像を示す、いくつかの数量指標を提供している。
「今年、ALROSAは、持続可能な発展の分野における活動に関する情報を開示する慣行を、継続しました。独立格付け機関による非財務報告の質の高さの評価は、拠点地域の開発、環境プログラムの実施、労働保護と労働安全対策の実施、従業員の配慮、持続可能な社会環境の改善と発展管理システム全体に対する当社の取り組みに対する重要な評価となります。」
と パベル マリニチェフALROSA代表取締役はコメントした。
【AK&Mの格付けについて】
ESG レポート評価は、2020 年以降、AK&M 評価機関によって計算されている。この調査の焦点は、報告書における持続可能な開発に関する情報の表示の完全性とそのアクセシビリティだ。この調査では96のマーカーを調べている。評価の主な目的は、企業の社会的および環境的パフォーマンスに関する情報を開示するためのベストプラクティスを専門家コミュニティに示すことだ。
アルロサ社報道部 7月21日