サハ共和国森林地帯面積は2億5470万haになるが、その内2億1980万haを占める大半は、連邦現行法に従って特定条件下で、必須消火対象にならない「森林火災管理地帯」に属する。サハ共和国の森林は燃えやすいことは、当地方の気候・自然の特徴による。
過去10年、共和国領土内で、約250万ha総面積にて約8,500件の発火が記録され、約4000万㎥の木材が全焼してしまった。年々平均800~1000件の森林火災が記録される。火災危険度「高」の期間は、サハ共和国森林関係局に指令によって、毎年およそ4月末から9月中旬まで設定される。つまり、火災危険度「高」の期間は、140日間前後。