サハ共和国の天然ガス開発プロジェクト 1,000人以上の専門家を雇用
ヤクチヤ燃料・エネルギー会社(YATEK)が進めているサハ共和国の天然ガス開発プロジェクトでは、サハ共和国のクイスイル=スイル村落からハバロフスク地方のアヤン村落まで、1,400㎢の基幹ガスパイプラインの建設を予定しており、年間1,800万トンの液化天然ガスの生産が見込まれる。
アイセン・ニコラエフ サハ共和国大統領は、
「このプロジェクト実施のためには、大規模な人材、原料、設備が不可欠です。このプロジェクトでは、1,000人以上の優秀な専門家を雇用し、天然ガスの年間採掘量は280億㎥まで増加します。その結果、サハ共和国民の生活水準は更に向上します。」
とプロジェクトの重要性を強調した。
このプロジェクトによってメギノ=カンガラッスイ地区、アムガ地区とウスチ=マヤ地区等の、16,000人以上の住民がいる14箇所の居住地がガス化される。
また、ユーリー・トルトネフロシア大統領の極東全権代表によると、サハ共和国には、現在政府が支援する54件のプロジェクトがあり、投資家による資金が1,300億ルーブル集まっている。その内の25件は開始したばかり、29件は既に実施中で、それにより10,000人の雇用が確保されるとのこと。
【SakhaNews】通信社 11月19日
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