ヤクーツクは「ロシアの IT 首都」
3 月 28 日、エフゲーニー グリゴリエフ ヤクーツク市長は、「なぜヤクーツクはロシアの IT 首都なのか」というトピックについてプレゼンテーションを行った。
モスクワのVEB.RF City Laboratoriesのサイトで、スコルコボ ビジネス スクールで訓練を受けたロシアの 100 大都市の代表者が、オンライン ブロードキャスト形式のイベント「Enter IT」に参加した。
VEB.RF City Laboratories からのオンライン放送の司会者は、VEB.RF の都市開発担当チーフ マネージング パートナーであるイリーナ マキエヴァ都市開発ファンドゼネラル ディレクターだった。
グリゴリエフ市長は、以下の通り、IT関連事業でのヤクーツクの優位性について語った。
「ヤクーツクは、IT 製品の輸出に関して、極東連邦管区の地域の中で第 1 位にランクされています。ヤクーツクの開発者のほとんどは共和国の首都に拠点を置いています。これによって、この産業の発展のための教育基盤と伝統が築かれました。」
市長はまた、重要な点は、子供たちの教育であり、子供を幼い頃からこの分野に参加させることだと強調した。
「そのため、ヤクーツクの子供たちは 6歳から「クァントリウムIT講座」を受講することができ、年長の学生は、学校で創設された「成長ポイントIT講座」で、訓練を受けることができます。その後、デジタル教育のための IT キューブ センターで知識とスキルを深める機会が与えられます。 このセンターには現在 850 人の子供が在籍しており、更に、3,000 人以上の子供が私立の IT 学校に在籍しています。」
ヤクーツクの若者は、2つの高等教育機関のいずれか、または通信エネルギー大学で IT 専攻を受けることができる。卒業後、若いスペシャリストの専門的な実装のために、2018年に設立された極東初のITパークは活動している。
「今年、極東初のクリエイティブ クラスター「勤労の町」も創設され、あらゆるタイプのクリエイティブ エコノミーが育成されます。このプロジェクトの実施は、サハ共和国政府とロシア連邦極東・北極圏開発省によって支援されています」
とエフゲニー グリゴリエフ氏は述べた。
業界の振興と普及を目的として、2016 年に小学生を対象とした「私の職業は IT です」というコンテストが開始された。そして、最初のコンテストに参加した学生が 42 人だけだった場合、今日では 7,500 人以上の学童と学生がロシアの 10 の地方自治体をカバーしているので、地方のプロジェクトは連邦レベルに達している。
プレゼンテーションの中で、エフゲニー グリゴリエフは、都市経済における IT 産業のシェアを高め、新しい雇用を創出し、IT 分野で輸入代替することを目的とした計画について説明した。
ヤクーツクITパークのディレクター代理である、ヴァレリー クルペンコフが、プレゼンテーションに参加し、州の自治機関 テクノパークヤクーチアの支部である ITパーク の活動について話した。テクノパークヤクーチア国営企業は、ロシアで最も優れた 10 のテクノロジー パークの 1 つだ。
【SakhaNews】通信社 3月31日